ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2016.7.1 07:29

昭和というジャンル。

♪ああ~~~みずいろの雨~~~私の肩を抱いてつつんで降り続くの~~~

どうも。築39年、木造二階建て、床の間つきの和室に暮らすわたしです。
引越してきたときは、天井から裸電球がぶら下がってました。

♪ああ~~~くずれてしまえ~~~跡形もなく流されてゆく愛のかたち~~~

八神純子「みずいろの雨」の7インチ盤は、中古ショップで見かけたら

迷わず買っておく、という友人がいます。
DJは、よくかけるレコードは何枚でもスペアを買うのです。
この曲の八神純子、20歳だもんね、すごい。

昭和歌謡曲の名曲って、確実に盛り上がるんだよね。
楽曲も歌も抜群にいいから。
歌手としてのトレーニングの分厚さみたいなものが歌声に出てるし、
音も生バンドの躍動があって響きますね。
どんなお店も、有無を言わさずスナックに変えてしまう強さも好きです。

新宿三丁目のディスクユニオン(レコードショップ)には、3年くらい前に
『昭和歌謡館』ができて、昭和歌謡のレコードを専門的に買い取っては
大量に販売しているんだよね。
昭和歌謡曲専門の音楽バーも、この2、3年でぽつぽつとできた。
「アラサー、アラフォー集まれ!」って看板に書いてあったりして。
「昭和歌謡曲」というものが、今の日本の歌謡曲とは別物として、
根強い人気のある、ひとつの音楽ジャンルとなった、
ということかもしれません。

でも去年ぐらいからかな? テレビに出て来る女性タレントや、
渋谷原宿を歩く女の子のメイクが、昭和歌謡曲の頃に戻ってるね。
山のない、太い眉毛で、濃いめで。リップの色も濃くて。

わたしの勝手なイメージだけど、男も女も、
細い昆虫の触覚みたいな眉毛より、太い眉毛の人のほうが、
つきあいやすそうに感じる・・・。
なんでかな。眉が細いと神経質に感じるからかな。

♪ああ~~~みずいろの雨~~~~~~~

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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